ミス・ユニバース・ジャパンチームがWFP国連世界食糧計画を表敬訪問
ミス・ユニバース・ジャパンチーム(ナショナルディレクター:美馬寛子、2022年日本代表:坂本麻里ベレン)は、2022年12月6日、WFP国連世界食糧計画日本事務所(以下、WFP)を訪れ、焼家直絵代表を表敬訪問いたしました。
【表敬訪問の様子】
2023年1月14日に米国ニューオーリンズで開催を予定しているミス・ユニバース世界大会で坂本麻里ベレンが着用するナショナルコスチュームは「平和」をテーマに千羽鶴を使用した衣装を計画しております。千羽鶴は様々な方々に折って頂いており、国連世界食糧計画WFP日本事務所の焼家代表にも折って頂きました。
【鶴を折る様子】
2022年日本代表の坂本麻里ベレンは料理教室の講師として活動をしており、最も関心のある社会課題の一つがフードロスの問題です。彼女自身もフードロス削減メニューを生徒に教えるなどの活動を行ってきましたが、今回のWFPの表敬訪問させて頂き、意見交換をさせて頂くことを通して、日本および世界の現状について、より食糧を取り巻く環境について学ぶ機会となりました。
【WFP焼家代表との意見交換の様子】
坂本のコメント
「シエラレオネやラオスなどの現地で支援をしていた代表である焼家様からとても興味深いお話をたくさん聞かせて頂く事ができました。
WFP様はどんな状況であっても、食料がない人たちに48時間以内に支援物資を配っています。それでも、この不安定な世の中、物資を届けるのは容易ではないですし支援できる食べ物の量もとても減っている現状にあるとお話しいただきました。また食糧が十分にいきわたらない結果勉強に集中が出来ず、また学校に行くこともできずに教育を受ける機会さえも失っている子供達が世界には大勢いるという現状についてもお話されました。
日本で生活する私たちは常に食べ物が周りにあり、食べ物で困った事がある人は他の諸外国と比較して少ないように思います。この状況を少しでも知って頂き何か考えるきっかけになればと思います。またそのような子供達への支援方法のなかでも一番身近な支援方法は寄付だと思っています。WFP様を訪問した月は12月でクリスマスということもあり、僅かばかりですが寄付をしようと考えています。
さらに今回の訪問を通じて新たな目標が出来ました。安価な金額で手に入りやすい材料で、栄養価の高い給食メニューを制作し、支援が必要な国へ自ら出向き活動することです。今を生きる世代を代表としてあらゆるツールを使い、現地のリアルを伝えていきたいと考えています。実現のために行動を起こしていきたいと思います。
今回は貴重な機会をくださったWFPの皆様、誠にありがとうございました。」